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テクノロジー

DSS振動板ユニット(特許出願済)

島津Model-1イメージ

「独自の立体補強構造による超高剛性振動板」

 約100年の歴史を持つ一般的な「コーン型振動板」は、正面から押される力に対しては比較的高い剛性がありますが、横方向から押される力に対しては容易に変形するという構造上の弱点があります。そこで当社では、あらゆる方向からの力に対して極めて高い剛性を有するDSS(Diamond Shaped Shell = 菱形殻構造)振動板を開発しました。この事により、従来は両立が不可能とされてきたクリアー感と柔らかさ、或いは馬力感と低歪みな音質の両立を実現しました。小音量再生時でも、厚み感と生々しさが減少しない事も特長です。

 そして、その実用化第一段である6cm口径ユニットDSS-60F型においては、サイズを超越した高音質も特長となっています。繊細な室内楽からダイナミックなフルオーケストラまで、そしてジャズやPOP系音楽の血の通った生々しいヴォーカルから厚みと応答感のあるバックバンドのリアルな再現迄、音楽の醍醐味を細大漏らさずに再生します。

フローティングマウント

ユニット断面イメージ

「ガリレオ・ガリレイ ー 発想の転換」

 今から約400年前、人類は地球ではなく天空が回っていると信じていました。そこにガリレオが現れて地動説を唱えたので、大騒ぎになりました。さて今日、スピーカーユニットを強固に固定する方法が常識となっていますが、実はこの事にも大きな誤解があります。

 スピーカーユニットをキャビネットに強固に固定する事が、想像以上に濁った響きを生じている事はあまり知られていません。重く頑丈だと思われるキャビネットでも、オルゴール箱の様に簡単に共鳴音を発生します。しかもこの響きは、厚み感や応答感を演出する働きもあるため、情報量が不十分な従来型スピーカーユニットを補助する効果があります。この様な背景があるため、デメリットを上回るメリットがあるとして扱われてきた必要悪な手段と考えるべきです。

 翻って、DSS振動板ユニットを採用している当社システムでは、ユニット自身の力で厚みや応答感を再生出来るので、キャビネットの響きによる補助は無用です。フローティングマウントによって、キャビネットとユニットを機械的に絶縁する事で、雑味や癖、歪みの非常に少ない音質が得られ、しかし躍動感や応答感に優れた音質を得ることが出来ます。

 断面図の説明 : スピーカーユニット本体のフレームと、外側のフレーム(斜線断面の部分)の間に緩衝材(橙色の部分)を介した構造になっています。振動板を駆動する反力によってユニット本体が揺れるのを所定内に納めるために、デッドマス(図の下部)を装着しています。

社長ブログでも詳しい解説をしています。 → こちらから

超軽量吸音材(当社特許)

ダウンイメージ

「爽やかな躍動感と高SN」

 超軽量で緻密な水鳥のダウンを使用しています。従来より、吸音材の使用は音の厚みや躍動感が無くなるとして必要悪とされて来ました。しかしながら、吸音材を少なくする事により、キャビネット内部の残響によって雑味音が増し、音の解像度を低下させるデメリットを生じます。

 しかし、この「超軽量吸音材」は、極めて比重が軽い為、キャビネット内部に十分に充填しても、厚みや躍動感の減少がほとんどありません。後面開放型スピーカーシステムの様な癖の無い、クリアーでありながら厚みと応答感のある音質が特長です。

無共振キャビネット

補強イメージX-Damperイメージ

「豊かな演奏表情の再現」

 従来は、スピーカーユニットの情報量不足(音の厚みや応答感)を補うために、キャビネットの共振音を利用していました。しかしこの事は同時に音の解像度の低下をもたらし、本来の豊かな演奏表情をマスキングしてしまうデメリットがありました。しかしDSS振動板ユニットを採用している当社システムは情報量が多い為、「キャビネット鳴き」は排除するべき雑音です。

 ところで、硬く重いキャビネットほど無共振であるというのが従来の常識ですが、この固定概念には問題があります。重く硬いものほど強い共振を生じ、特に金属製キャビネットを制振処理するのは全く不合理です。本質に立ち戻れば、固く且つ「軽い」素材を制振処理するべきです。当社製品で主に使用しているのはチェリー材であり、堅木の中でも特に比重が軽い素材であり、硬く頑丈であると同時に、制振処理の効果も高いのが特長です。

 当社製キャビネットでは、内部の左右の側壁を連結する補強柱により剛性を向上すると同時に、共振周波数を分散させています。更に当社独自のX-Damper(ダイナミックダンパーの一種)を併用して、キャビネット全体を制振しています。厚み感や応答感に優れつつ、高SNで豊かな演奏表情を再現します。

木工作家による無垢材キャビネットに関しては → こちらから

免振ベース

免振ベースイメージ

「設置環境の影響を排除し、最適な動作環境を担保する」

 従来より、スピーカーシステムの設置は、スパイク足などのアクセサリーを用いてガタつきなく設置するのが常識とされて来ました。しかし実際には確たる正解は無く、様々な設置アクセサリーが考案されています。

 ここで逆転の発想によって、浮かせて設置し、設置台の振動影響を排除する事で、スピーカーシステム本来の自然な音質を得ています。DSS振動板ユニットを採用している当社システムでは、ユニット自身で音力や応答感を再生出来るので、「浮かせる」事のデメリットはありません。高SNで正確な音色を再現します。

社長ブログでも詳しい解説をしています。 → こちらから

プロテクター

プロテクターイメージ

「着脱の簡単な振動板保護装置」

 最高純度の音質を提供するために、サランネットや金属メッシュは排除しています。そこで、使用時以外のユニット保護のために、マグネット着脱式のプロテクターを付属しています。音楽を愉しむ際には簡単に外すことが出来ます。








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株式会社 薩摩島津